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 レーザーグラフィックス・空間演出って? Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation

■レーザーグラフィックス

古くはアナログ発振器の組み合わせによって幾何学模様を描くものから、現在の主流のコンピュータを駆使したものまで、スクリーンまたはそれに変わるものの表面に画像を投影する方法です。
コンピュータの発達によって現在ではかなり緻密な画像表現がアニメーションや文字・音楽を効果的に使い、感動を呼ぶレーザーショーを制作できるのです。

●レーザーを利用した写真技術

オプティカルスキャナーに与える電気信号をコンピュータでコントロールする事により任意の文字を描く事ができます。スキャナーの特性上、スキャナー1台で一度に表示できる文字数は、アルファベット、かなで10文字程度、漢字の場合は画数で異なりますが、2〜5文字程度となります。
 野外での壁面等への投影は、出力が1W以上の出力のレーザーが必要となりますが、室内の場合は10mW程度の出力でもかなりの事ができます。

【グラフィックス】
スクリーンや壁に文字や図形を投影する

 

■空間演出

プログラムされたパターンは時には鋭いビーム、オーロラ、観客を包み込む巨大なトンネルであったりと自在に姿を変え、観客を一様に幻想的な世界へと引き込み、また、意外性や偶然性によって、空間演出は神秘的で不思議な感動を観客に与えまます。
雨・雪・霧など、野外イベントにとっては不利な状況のなかでも空間に放たれたレーザー光は、逆にそれを空中のスクリーンとして利用し得意なパフォーマンスを披露するのです。
このようなレーザー光線の特徴を生かし、音や照明を組み合わせることでより独創的なショーを作り出すことができます。

【ドーム】
空中に光の壁や光の空洞を見せる

【ビーム】
レーザー光線を鏡で反射させる

 


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